2011年08月21日
ブータンの話 その2
結婚だって、とてもお手軽!?
今のブータンの人たちをバブル的消費行動に駆り立てている要因の1つには、
「楽しいことが大好き」で、「人生いつ終わるか分からないんだ。やりたいこ
とは我慢せずにやらなくちゃ!」という、快楽主義的な生き方や哲学があるよ
うに思います。
そう、ブータンの人たちは、快楽主義です。
首都ティンプーに1軒だけあるカラオケの画面。ブータンの歌は恋愛ものが多
い
画像のクリックで拡大表示 特にそれが顕著なのは、ブータンの人々の男女関
係のような気がします。
以前、『ブータン家庭はかかあ天下、そこで夫は…』の記事でも触れた通り、
ブータンでは結婚がとても気軽に行われています。
付き合い始めて数週間、数カ月で結婚に至ることも決して珍しくありません。
ある日、私の友人(女性)がフェイスブックに「久しぶりに好きな人ができち
ゃった! あぁ、うまくいきますように!」と書いており、その2週間後には
ステータスが「既婚」になっていました。そんなことが、よくあります。
今では少なくなりましたが、古くからの習慣では、男性が女性の家に「夜這
い」に行き、受け入れられて朝まで居られれば、そのまま「結婚=婿入り」と
なったそうです。今では都市部を中心に夜這いの文化はなくなりつつあります
が、それでも、付き合い始めてしばらくすると子どもができて、そのまま結婚
…、という流れは今でも多い気がします。
続く..........
Posted by トレC at 10:36│Comments(0)
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